縁をみつける

【埼玉県吉川市】子どもたちの“心が動く環境”をつくりたい。狩俣理事長が“本物”にこだわるワケとは?

学校法人道庭学園 吉川ムサシノ幼稚園

狩俣慶人理事長

理事長 狩俣慶人

「⾃分の想いを⾔葉で伝えるのが苦⼿で、コミュニケーションもうまく取れず、先⽣を困らせることも多い⼦どもでした。初めてのことにはなかなか踏み出せず、⽯橋を叩いて渡るタイプ。今とは真逆で、かなり慎重な性格だったと思います」と振り返る狩俣理事⻑。神奈川県で過ごした幼少期はおとなしかったが、年中の頃に埼⽟県へ引っ越してからは次第に活発に。環境の変化が⼦どもの成⻑に⼤きく影響することを、⾃らの経験で感じている。格闘技は今やライフワークのひとつ。まさか⼈⽣でこんなことが⾃分の⾝に起きるなんて――と思う出来事をきっかけに、10 年以上前に護⾝術を始めた。そこからブラジリアン柔術にのめり込み、東⽇本⼤会で優勝した経験も。現在はムエタイにも取り組み、⾝体と⼼の鍛錬を続けている。

 

 

⽬次
ココにしかないもの
園庭に隠された成⻑の秘密
⼈を動かすものは感動
魅⼒的な⼤⼈であること
狩俣理事⻑の部屋

 

 

ココにしかないもの

 

「⽇本全体で⼦どもの数が減っていく中で、これからは『吉川ムサシノ幼稚園だからいい!』と選ばれる、ココにしかない“価値”を提供できる園をつくりたいと思った」と語る狩俣理事⻑。着任当初、広い園庭を⽬にしたとき「なんて恵まれた環境なんだ」と感じる⼀⽅で、その魅⼒がまだ⼗分に活かされていないことに“もったいなさ”を覚えた。

 

狩俣理事⻑が⼤切にしたのは、“⼼が動く瞬間”をどうつくるか。広い園庭や⾝近な⾃然環境を、⼦どもたちの学びの“素材”として扱う視点だ。

 

その⼀つとして、ICT 教育を取り⼊れた。「ICT 教育の本質は“コミュニケーション”だと思っています」ツールを使うことが⽬的ではなく、感じたことや気づいたことを友だちと共有し、対話が⽣まれる瞬間を⼤切にしている。

 

タブレットを使って、植物を観察する園児

 

たとえば、⼦どもたちがタブレットで描いた絵をスクリーンに映すと、その絵が動き出す。お絵かきの時間は、ただ描くだけの時間から、発⾒と対話の時間へと変わる。

 

「⾒て⾒て︕」という声が弾み、聞いている⼦からは「なんで︖」「どうして︖」という質問が⽣まれる。そこに⽣まれるのは、“伝えたい”と“知りたい”が交差する瞬間。その⼩さな感情の動きこそが、学びの⼊⼝になる。

 

ICTツールを使い新たな発見を伝え合う園児たち

 

吉川ムサシノ幼稚園のICT 教育は、タブレットを使いこなすことが⽬的ではない。⼦どもたちの中にある“想い”や“好奇⼼”を引き出すためのきっかけだ。「ツールの先にある“⼼のやりとり”こそが、私たちの⼤切にしていることです。」と狩俣理事⻑は語る。

 


園庭に隠された成⻑の秘密

 

世の中には、時代を超えても変わらない“本質(不易)”と、時代に合わせて柔軟に変化していく“流れ(流⾏)”がある。その両⽅を⼤切にする考え⽅を「不易流⾏」という。吉川ムサシノ幼稚園の園庭には、その精神が息づいている。

 

どろんこ遊びだけでなく、季節の草花や樹⽊など、50 種類を超える⾃然に囲まれた環境で、⼦どもたちは思いきり体を動かし、五感を使って遊ぶ。⼀⽅で、ICT 教育のように新しい学びも積極的に取り⼊れている。

 

どろんこ遊びを楽しむ園児たち

 

その“振れ幅”こそが、⼦どもたちの感性を育てると狩俣理事⻑は話す。

 

2024 年には園庭を⼤きくリニューアル。上質な⼈⼯芝の上を裸⾜で⾛ったり、築⼭に登って⾵を感じたり、ツリーデッキや遊具“ムサシノタワー”で友だちと探検ごっこを楽しんだり。

 

人工芝の上で遊ぶ子どもたち

 

⾼低差があることで、⾒える景⾊が変わる。「視点が変われば、考え⽅にも影響がある。だから、いろんな⾓度から世界を⾒られる環境をつくりたかったんです」

 

園庭にはターザンロープもある。200 名以上いる園児に対して、たった1台。そこには、“待つ”“譲る”という体験を通じて育まれる学びがある。

 

待つことや譲ることを学ぶターザンロープ

 

順番を待ちながら先発するお友達を⾒守ったり、年⻑児が年少児を助けたりする姿も⽇常のひとコマだ。ルールを教えるのではなく、遊びの中で⾃然と気づいていく。この園庭には、そんな成⻑の種が静かに埋め込まれている。

 


⼈を動かすものは感動

 

2024 年、創⽴50 周年の節⽬を迎え、園の理念を新たにした。
⼀⼈ひとりの⽣きる⼒を育み 感動で未来を描く

 

「⼈は感動したときに動くんです」

“感動”とは、「感じて動く」と書く。理屈では⼈は動かない。特に⼦どもはそうだ。⼦どもたちは“正しいから”ではなく、“⼼が動いたから”⾏動する。その原点を⼤切にしたいと、狩俣理事⻑は語る。

 

そのために、園では“一流のプロフェッショナルに出会う体験”を⼤切にしている。オリンピックで⾦メダルを⼿にした選⼿たちが園を訪れ、⼦どもたちに実際のメダルを⾒せてくれた。「わあ、きらきらしてる︕」「重い︕」と声をあげる⼦どもたち。メダリストたちが語る夢や挑戦の話に、園内が静まり返る瞬間があった。その空気を全⾝で感じ取ることが、⾔葉以上の学びになる。

 

金メダルに触れて、本物を体感する園児たち

 

「やっぱり、⼈にしか伝えられないものがあるんです。本物の⼈が持つ空気や表情が、何よりの教育だと思います

 

園舎の中にも、“本物”が息づいている。Mr.Children や松任⾕由実、Official 髭男dism など数々のアーティストのアートワークを⼿がける⽇本を代表するアートディレクター・森本千絵さんがデザインした空間。そして、カルチャールームの壁⼀⾯に広がるのは、世界的ポップアーティスト、ロメロ・ブリット⽒の作品。

 

アートディレクター森本千絵さんがデザインした空間

 

⾊彩のエネルギーと温もりに包まれた空間の中で、⼦どもたちは⽇常的に“世界の感性”と触れ合っている。それを「すごい」と⾔葉にする⼦もいれば、⾔葉にしなくても感じ取っている⼦もいる。

 

ポップアーティスト、ロメロ・ブリット⽒の作品

 

その感性は、無意識のうちに⾊や形、光を受け取っている。「⾔葉を超えて届くものがアート。だからこそ、⽇常の中に本物を置きたいんです」(狩俣理事長)

 

理屈ではなく、感性で吸収する。その体験が、⼦どもたちの“未来を描く⼒”になる。

 


魅⼒的な⼤⼈であること

 

「先⽣たちには、“幼稚園の先⽣として”の前に、⼀⼈の⼤⼈として魅⼒的であってほしい」狩俣理事⻑がそう語るのは、⼦どもたちにとって先⽣が“社会と出会う⼊り⼝”だからだ。

 

家庭を離れ、お友達と過ごす⽇々の中で、⼦どもたちは先⽣を通して“⼤⼈の姿”を感じ取っていく。どれだけ知識やスキルがあっても、⼈としての温かさや誠実さがなければ信頼は⽣まれない。⼀⽅で、想いがあっても、それを形にする⼒がなければ届かない。

 

園庭で遊ぶ子どもたち

 

「⼤切なのは、どちらか⼀⽅ではなく、そのどちらも持っていること

 

“魅⼒的な⼈”とは、“完璧な⼈”ではない。迷うこともあるけれど、⽬の前の誰かを⼤切にできる⼈。誠実に、⾃分の⾜で歩こうとする⼈。そんな姿が、⼦どもたちの⼼に静かに残っていく。

 


狩俣理事⻑の部屋

 

⽉に⼀度、理事⻑と先⽣が1 対1 で話す「1on1」を⾏っている。「最近どう︖」という⼀⾔から始まる会話が、時に仕事の悩みや、⼈⽣の話へと広がっていく。

 

狩俣理事長と先生方

 

理事⻑は、相⼿の⾔葉の奥にある“気持ち”を聞こうとする。話すうちに、先⽣たちは⾃分の中にあった“答え”に気づいていく。

 

「保育は、ただでさえ⼤変な仕事なんです。だからこそ、⼈との関係で余計なストレスを感じてほしくない」(狩俣理事長)そんな想いから、“理事⻑の部屋”はいつでもオープン。「時間があるときに、いつでも来ていいよ」と声をかける。

 

ボール遊びをする園児たち

 

部屋を出る先⽣の表情は、いつも少し穏やかだ。気持ちを整理できた⼈は、また⾃然と前を向ける。その積み重ねが、先⽣たちをより魅⼒的な⼤⼈へと育んでいく

募集要項

園の概要

法人名
学校法人道庭学園
園名
吉川ムサシノ幼稚園
所在地
〒342-0038 埼玉県吉川市美南5-25-1
連絡先

048- 982-6345

園公式ホームページ
https://y-musashino1974.ed.jp/

採用

採用担当
お電話やメールにて「採用担当者」をお呼び出し下さい
リクルートページ
園公式のリクルートページはこちら↓ 
https://y-musashino1974.ed.jp/fresher/

施設概要

法人名
学校法人道庭学園
園名
吉川ムサシノ幼稚園
代表者名
(ふりがな)
理事長 狩俣慶人
(かりまたよしと)
住所
〒342-0038
埼玉県吉川市美南5-25-1
電話番号
048- 982-6345
園のサイトURL
https://y-musashino1974.ed.jp/
リクルートページURL
https://y-musashino1974.ed.jp/fresher/
お問い合わせ先:
学校法人道庭学園 / 吉川ムサシノ幼稚園
TEL : 048-982-6345